株には2つの利益が期待できる
こんにちは、ずひろです。
10代のための投資教室ということで、今回は株によって受けられる利益について解説していきます。
前回までの記事で株で”儲けるor損する”仕組みについて説明しました。
この記事はその「儲ける」中で”どのようにして利益が得られるのか”について書きます。
株には「値上がり益」と「配当」がある
あなたがある会社の株を買ったとします。
この株が買った値段より上がったところでその株を売れば利益が出ます。
この利益を値上がり益(キャピタルゲイン)と呼びます。
(例)
1000円で買った株が1100円になったら100円がキャピタルゲインです。
1000円で100株(10万円分)買っていたら1100円のとき
100円×100株で1万円のキャピタルゲインを得ることが出来ます。
値上がり益の他にも株を持っていることでもらえる利益があります。
それが配当(インカムゲイン)といいます。
配当はその株を発行している会社が利益の一部を株主に還元するために行われています。
以前の記事「株ってなに?」の中で解説していますが、株主は株を買うことを通じてその会社の一部を所有していることになるので、利益の一部を受け取る権利があるのです。
このインカムゲインでもらえる利益はその会社の配当利回りという割合によって変わります。
(例)
配当利回り2%の場合
100万円分の株を持っていれば年間2万円のインカムゲインを受けられます。
しかしながら、中には配当を出さない会社もあります。
これには2種類あり、
赤字続きで出したくても出せない会社と事業を拡大させるためのお金として使いたいという理由であえて出さない会社があります。
まれに配当利回りが通常の倍以上(5%以上)の株もあります。
お得な場合もあれば、記念配当などの一時的な場合もありますので買うときにはきちんと調べるようにしましょう。