株で利益がでたり損したりするのはなぜ?

株で利益がでたり損したりするのはなぜ 十代のための投資教室
株で利益がでたり損したりするのはなぜ

株は得する?損する?

どうも、ずひろです。

10代のための投資教室ということで、今回は株で利益が出たり損をしたりするのはなぜかについて書きます。

株はもうかる、株は損をする、みなさんはどちらのイメージを持っているでしょうか?
実はどちらも正解です。

大事なことはなぜ、儲かる事と損をする事があるのかを理解することです。

株価が予想と違う動きをすると損をする。

あなたがある株を買ったとして、その株の値段=株価が買ったときよりも高くなった場合、その株を売れば儲け(利益)が出ます。

逆に買った時よりも株価が下がった場合、損をします。

その株を買いたい人が売りたい人よりも多ければ、株価は上がるわけですが、問題はそれをどうやって見極めるかです。

以前の記事でも解説していますが、株価は単純にその会社の業績と連動しているというわけではありません。
株式市場(マーケット)に参加している人々の心理も大きく影響しています。

記事:株はどうして上がったり下がったりするの?

そのため、株の勉強を始めたばかりの人はもちろん”投資運用のプロ”と呼ばれる人々(機関投資家)や既に成功している投資家ですら株価の予想を外すのはあるあるです。

ここで皆さんに理解しておいてもらいたいことは

100%の確率で利益を出すことは不可能だということです。

さまざまな要因が株価に影響
株で利益がでたり損したりするのはなぜ?

例えば、ある会社がヒット商品を出したとします。

その商品のおかげて会社の評判があがり、これまでよりも多くの人がその会社の株を買いたいと思うようになるので株価は上がると予想できます。

しかし、その商品に不具合が見つかるなど、期待から逸れたことが起こる可能性もあります。

そんな事態になれば今度は多くの人が株を売ろうとして株価は下がります。

また、ヒットしたにも関わらず在庫を抱えすぎてしまったり、工場で事故が起こったりすることで株価が下がることもあります。

そこまで予想するのは不可能ですが、万が一の事態が起これば多くの人が株を売ろうとして株価は下がります。

冒頭で言ったように、株価が予想と違う動きをすると損をする状況になるのです。

こんな世界ですから100%なんてない。
ある程度損をするのは当たり前、トータルで見てマイナスにならないようにしよう!という心構えを持ちましょう。

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